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【整理収納アドバイザーのお片付けノート】 子供のお下がり服の行方

【整理収納アドバイザーのお片付けノート】 子供のお下がり服の行方

今回は、男の子3人兄弟のわが家のお下がり事情のおはなし。
長男が生まれた時は、何を着せるのも初めてのことで、かわいい子供服を見るとつい必要以上に買っていました。
2つ違いで生まれた次男には、かわいいお下がりがたくさん。
けれども、次男は着心地重視のこだわり派で、ママ目線で選んだ洋服は袖を通さず保管されたままに…。
そして、末っ子三男が生まれた4年後には、好みはすっかり変わり、大切に収めていたお下がり服たちは傷んでしまっていたり、シミが濃くなってしまっていたり…。
ずいぶん着ないまま、たくさん処分したのを覚えています。
「服はどんなに高くても消耗品。その時に着なきゃ。」
そんなふうに考えられるようになってから、子供服へのマイルールができたのでした。



ルール1>子供たちのお気に入りしか持ち込まない


わが家の子供たちは私服制の学校。
普段学校に着ていく服などの日常着は、“動きやすい洋服“と決めています。
シャツなどのボタンがある洋服は、面倒がって結局着ないので、選ばないというのがわが家のルール。
子供たちの引き出しには、体育の時間に着替えやすいことや、図工や習字の日に汚れてもガシガシお洗濯できる素材のものがズラリ。

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いつも決まったものばかり着ていることに気づいてからは、子供服は“子供が本当に着たいもの“だけを持つように。
選ぶ基準は、「ママの着せたい服」と「子供たちの着たい服」の条件が合うもの。

■ママ…お洗濯がしやすくて、メンテナンス不要であること。
■子供たち…動きやすく、自分で着られること。

子供たちのそれぞれの色やデザイン、着心地の好みを主張し、“着てくれない服“が発生しないよう、洋服を買う時は子供たちと一緒に選んでいます。



ルール2>最後まで使い古す覚悟を持つ


お下がりを持ちすぎないコツの一つに、“その子だけで着古す”というマイルールを持っています。
子供たちが大きくなるにつれて、好みはますます分かれてくるように。
お下がりへの期待はなくなり、その子のお気に入りは、その子でしっかり着古してもらえればいいと思えるように。
そもそもお下がりするつもりで子供服を買うのをやめました。
枚数は必要以上に持たないようになり、必然的にお下がりの管理もラクチンに。

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さらに、下の子たちにお下がり服ばかりがいかないように、着心地のいい普段着のカットソーなどは、パジャマに下ろすようにしています。
まだ着られそうなものは、しっかりパジャマで着古して、下の子もお気に入りの普段着を。
お風呂上りにお出かけする時も、わざわざ着替える必要もなく、一石二鳥!

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パジャマでも着古してボロボロになった洋服は、さらにウエス(雑巾代わりの布)として家のお掃除に使います。
最後に家の汚れをしっかり拭って、役目を果たしたことに納得して捨てています。



ルール3>お下がりボックスはなるべく一つ


お下がりの保管場所は、クローゼットの枕棚。
ここに大きな布製の収納ケースを置き、3人分のお下がりを一目で把握できるようにまとめています。
ボックスの中は、人別にざっくり収納。
サイズごとに細かく分けません。
理由は、子供の体形によって、サイズ表記の感じ方がバラバラだから。
以前はサイズごとに細かく袋分けてしていたこともありますが、衣替えの度にあちこちと確認することを手間に感じてしまい、今は長男分、次男分、三男分と分けています。
お下がりの数を減らしたことにより、管理の手間も大幅カット。
衣替えもスムーズになります。

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子供服を買う前に、まずはお下がりをチェックし、次のシーズンの三兄弟リンクコーデを考えるのが衣替えの楽しみ。
何が足りないアイテムなのか見渡し、必要なものだけ買い足す。
お下がりを上手に管理すれば、衣類費の節約につながりますよ。


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