ドライコットン、強冷感、呼吸する寝具。
アンジェで展開している「夏の3大寝具シリーズ」。どれもこれも良さそうだけれども自分や家族にぴったりな寝具はどれなのか？迷って決めきれない。
そんなお悩みにお応えすべく、寝具担当歴約8年、アンジェの寝具エキスパートである近郷さんにインタビューしてみました。
寝具担当歴、約8年。最近嬉しかったのは、「冬寝具でアンジェのことを知り、夏寝具も買ってみました！」とお客様からお声をいただいたこと。
書き手進行。体の冷えに敏感で、現在ドライコットンを愛用中。
本題まえに…「Q-max値」ってなに？
寺山：
夏寝具の紹介ページでよく見かけるQ-max値。最初に見た時は「？」だったのですが冷たさを表す数値なんですよね。
近郷：
はい、そうですね。夏寝具選びで一つの基準となるのがQ-max値。接触冷感素材の冷感度を表す指標で、
肌に触れた際のひんやり度を数値化したものです。一般的に0.2以上で冷たいと言われているんですよ。
寺山：
アンジェの寝具だと、強冷感「0.53」、呼吸する寝具「0.419」、ドライコットン「0.356」の順番で、強冷感がかなり冷たいことが分かりますよね。
近郷：
数値的に見ると、強冷感が圧倒的1位という感じもしますが、実は一概には言えないんです。呼吸する寝具もポリエチレン配合によって冷感持続性（ヒンヤリ感がながく続く事）を高めていたり、ドライコットンは天然素材なのにこれだけ冷たさを感じるのが珍しかったり、それぞれ負けない良さがあるんですね。
単純に数値だけで選ぶのではなく、生地感や他の機能も合わせて選んでいただけると良いかなと思います！
夏の3大寝具シリーズのおさらい
【1】夏の王様ドライコットン（Q-max 0.356w／cm2）
寺山：
人気のあるドライコットンシリーズですが、
「まるで天然エアコン」な機能がついてパワーアップしたそうな。詳しくお聞きして良いですか？
近郷：
「肌掛けケット・敷きパッド・ボックスシーツ」に“温度調整綿”を入れてパワーアップしました。その名の通り温度を調整してくれる綿で28～32℃くらいの快適な温度を保ってくれます。人の体温って35℃～36℃ですよね、それよりも程よくヒンヤリな状態をキープしてくれるんです。
寺山：
その機能性から「天然のエアコン」と命名されているんですね。体が冷えすぎるとかえって良くなかったりもしますし、温度調整を寝具がしてくれるなんて有難いです…！
あと、ドライコットンの肌掛けケットは、
リバーシブルというのも今の時期（5月下旬）嬉しいです。私は体が冷えやすいので肌寒いときはふんわり綿シャーリング生地に、本格的な夏が始まったら接触冷感のドライコットン生地にと使い分けできるのも良いな～と思います。
近郷：
そうですね、あと敷きパッドが
ゴムバンドレス にリニューアルしたんですよ。ボックスシーツって統一感を出せていいのですが、掛けるのが大変。その点これはのせるだけでＯＫ、滑り止めも付いてるのでズレにくいですし、私も敷きパッドに変えてから洗濯頻度がグッと増えました(笑)。
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【2】とにかくヒンヤリ冷たい強冷感（Q-max 0.53w／cm2）
寺山：
こちらは去年大きな反響がありましたよね。こんなに冷たいんだ！というお声も多くいただきました。
近郷：
そうですね、去年試しに買ってみて冷たさに感動したからもう一枚買う、というような嬉しいお声もいただきました。このシリーズの魅力はやっぱりこの冷感値。寝ころんだ瞬間から冷たさを感じていただけます。冷感寝具って寝返りをうたないとぬるくなってしまうというイメージもありますが、これは
長くひんやりが続く感覚があると思います。
寺山：
ピタっと触れるだけで本当にす～っと冷たくて気持ちが良いんですよね。今年も猛暑が予想されるので暑がりな方にはピッタリですね。そして、ドライコットンと同じように敷きパッドがリニューアルしたのですよね。
近郷：
はい、ドライコットンと同じように敷きパッドがゴムバンドレスにリニューアルしました。また、より落ち着きのある雰囲気のチャコールも今年登場しました。明るめカラーもいいですが、これくらいシックな色も心を落ち着かせてくれますよね。
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【3】まるで除湿器！？呼吸する寝具（Q-max 0.419w／cm2）
寺山：
こちらは新シリーズですね。「呼吸する寝具」という独特のネーミングですが、どのような由来があるのでしょう？
近郷：
この呼吸する寝具には、アクアメイト®という機能性綿が入っていて、
湿度が高い時は周囲の湿気を吸収、乾燥している時は放湿する という機能を持っているんですね。まるで除湿器のようなその機能性から「呼吸する寝具」という名前が付いています。
寺山：
蒸し暑い時やじっとり汗をかいた時には寝具が吸収してくれて表面がサラッと、寝具を干すなどして乾燥した時には放湿してくれるんですね！ひんやり感でいうと、ドライコットンと強冷感の間ですよね。
近郷：
はい、冷感値的にはそうなのですが、こちらは素材にポリエチレンが入っていて、ひんやりを長く保ってくれる機能も。強冷感の方にもシートが入っているのですが、これは寝具の素材自体に練りこんでいるんです。
寺山：
なるほど、寝汗をかく夏場でも朝までひんやりと気持ちよさそうですね。また、「CICA加工」というのも気になったのですが。よくドラックストアで見るアレですか？
近郷：
そうです、そうです！お肌に直接作用するものではないけど、肌当たりを柔らかくしてくれる役割があります。
この呼吸する寝具、内側は接触冷感面になっているのですが、この立体感のある織りが冷感をもたらしつつ、肌あたりをさらりとしてくれる効果があります。
素材×織りの相乗効果で冷感を高めている感じですね。表は柔らかなレーヨン。インテリア映えする見た目に仕上げました。
寺山：
このクシュクシュっとした見た目も涼やかで素敵です！どれも良さそうでますます迷ってきました…。
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「自分にピッタリな寝具はどれ？」種類別でご紹介
寺山：
さて、それぞれの良いところを聞いたところで、3種類の寝具どんな方におすすめなのでしょう？ぜひ、教えてください！
近郷：
はい、それぞれ特徴があるのでぜひお好みで選んでいただきたいですね。ちょっとまとめてみました。
【1】ドライコットンシリーズ
「素材感にもこだわりたい＆涼しさを求めたい方に」
＜こんな方におススメ＞
・綿100％の素材感にこだわりたい、涼しい寝心地も求めたい
・お子さまや、肌当たりが気になる方に
・冷えすぎるのが苦手な方
・冷感寝具特有の光沢感が気になる方に
・化繊独特のペタッとした感触が気になる方
【2】強冷感シリーズ
「とにかく冷たさ重視！暑がりさんに」
＜こんな方におススメ＞
・冷たさを重視したい方
・暑がりな方
・エアコンが苦手な方
・酷暑の暑さ対策に
【3】呼吸する寝具シリーズ
「汗っかきさんも◎さらさらした寝心地を求める方に」
＜こんな方におススメ＞
・さらさらした肌触りを求める方
・寝汗をかきやすい方
・暑がりな方
・ペタッとくっつく素材が苦手な方
・クシュクシュとした素材感が好きな方
寺山：
近郷さん、ありがとうございます！私は個人的にドライコットンを使っているのですが、他のシリーズと組み合わせるのも良いのでしょうか？
近郷：
はい、もちろん大丈夫です。特にドライコットンと強冷感は色が馴染むようなカラー展開なので組み合わせてもらってもOKですよ。
寺山：
ありがとうございます。それでは最後になりますが、近郷さん的にはどれがおすすめでしょう？迷うところだと思うのですが…。
近郷：
そうですね、私のお家では
私と息子が「ドライコットン」で、夫は「強冷感」派です。今まで特に何も言ってこなかったのですが強冷感に寝具を変えたとき「この寝具は冷たくて良い！」と感想を言ってくれました(笑)。嬉しかったですね。私は冷えすぎるのが苦手なのでドライコットン。子どももドライコットンを使ってますね。
寺山：
わ～、ご家族からの感想は嬉しいですね。当たり前ですけど人によって体温も好みも違うので使い分けるのも良さそうですね。近郷さん、ありがとうございました！
近郷：
今年も酷暑が予想されるのですが、少しでも快適な眠りを届けられればと思います。皆様の参考になれば嬉しいです！
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いかがでしたか？
商品ページでもより詳細な情報を掲載していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
