気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

11月のサトハナ家
結婚して1年半となるご主人と、都心から電車で20分ほどの閑静な住宅街に住むアンジェスタッフ・サトハナ。ふたりの「こう暮らしたい」を詰め込んで、近所にあるご主人の実家の敷地内にふたりの新しい住まいを建築中です。

「家づくりって、まずは何から始めればいいの?」
実はよく分かっていなかった家づくりの流れ。11月の回となる今日は、家づくりがどのようにして進んで、どのような事をするのか、サトハナ家の場合について聞いてみたいと思います。



■ 家づくりの流れ サトハナ家の場合 



【1】実家の土地が空く

【2】「こう暮らしたい」をイメージする

【3】予算を把握する
「こう暮らしたい」がぼんやりとイメージできたら、現実的な部分を考えていきます。マエハナ家の場合、増額することを想定して初めは低めの金額で設定。最終的には、作り付けの棚や内窓などの造作をお願いした部分や、アイアンの窓枠などの素材にこだわった部分などが思いがけず大きな出費になってしまったといいます。

【4】住宅会社を見つける
当初大きなハウスメーカーの住宅展示場をいくつかまわってみたものの、床材などが決められていたりとなかなか自由がきかないことを知ったというふたり。そんなこともあり、改めて自分たちの作りたい家をいちから作ってくれるパートナー探し。結果、自分たちのイメージに近い事例を持つ、インターネットで見つけた今の設計事務所に決めたそうです。

【5】契約
自分たちのイメージや予算を伝えた後に、設計のラフや見積もりをもらって契約。

【6】打ち合わせ
夫婦ふたりそれぞれが仕事を抱える中で、ほぼ毎週1度、合計4ヶ月ほど行ったという打ち合わせ。間取り決めから始め、造作部分のディテールや扉の細やかな留め具に至るまで、サンプルを取り寄せつつ決めたといいます。

【7】着工ー完成
地鎮祭後の8月に着工して、現在はここの段階。来年2月末の完成予定に向けて、着々と家づくりが進んでいます。

サトハナ
「隣に住む義理の両親が、自分のことのように新居が建つのを心待ちにしてくれています。心配しすぎ!と思うこともありますが(笑)建築状況を観察し、常に目を光らせてくれているのでとても助かっているんですよ。」


ご主人の実家の土地が空いたことから始まったサトハナ家の家づくり。多少順番が変わることがあっても、家づくりのおおよその流れは世間のものとそれほど変わらないはず。これから家づくりを始める方はぜひ参考にしてみてくださいね。



■ 今日のサトハナ家


11月のサトハナ家


基礎の柱も建って、壁や床もできてきた11月のサトハナ家。それまでは間取り図だけで想像を膨らませていたので、基礎の枠が出来た時点で「あれ?思ってたよりも狭いかも?!」とびっくりしたそうです。2階も出来てくるにあたって空間が広がり、ちょっぴり安心したというサトハナ家。また次回、現地からお届けします。




= 写真・サトハナ 文・宮城 =




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