夏の寝具はどのように選ぶ？素材や機能性・お手入れ方法の違いを解説

夏の夜であっても、体温調節をきちんと行って良い睡眠を取るために掛布団を活用するのがおすすめです。ここでは、夏にぴったりの寝具の種類や素材を紹介します。肌触りや機能性を考えながら、夏の寝具を選びましょう。

【ご紹介アイテム】

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⇒bon moment ドライコットンリバーシブル肌掛けケットシングル綿100％／ボンモマン

1.夏に寝具は必要？

猛暑日となることも多い日本の夏。夜になっても気温が下がらず、寝心地の悪さを感じて掛け布団を使わずに寝ている方も多いでしょう。しかし、暑いからと言って夏の夜に掛け布団を使わずにいると、体調不良を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
一般的に、人間の体温（深部体温）は、眠りにつくと少しずつ低下して深夜から早朝にかけて最も低くなり、起きる時刻に向けて上昇します。この体温リズムをキープすることが快適な睡眠をとるポイントですが、布団を掛けていないと体温調節がうまくいきません。良質な睡眠をとるためにも、夏に合った掛け布団を使うとよいでしょう。

1-1.夏の寝具の種類

暑くて寝苦しい夏の夜にぐっすり眠るためには、夏にふさわしい寝具を選ぶことがポイントです。夏の夜でも快適に眠れるような掛け布団・寝具には、次のようなものがあります。

◆夏におすすめの掛け布団・寝具

・肌掛布団
中に入っている綿が最も少ない掛け布団なので、暑い夏の夜や梅雨の時期にも快適に使えます。一晩中冷房をかける時期や、タオルケット・ガーゼケットだけでは不安な季節にも向いている寝具です。

・タオルケット
タオル生地を布団サイズに大きくした寝具です。吸水性や通気性に優れているため、寝汗をかいても蒸れやベタつきを感じにくいでしょう。汗や汚れが気になったらすぐに洗濯できるので、清潔な状態をキープしやすい点も魅力的です。

・ガーゼケット
ガーゼ生地を複数枚重ねて作られたブランケットです。肌触りが良く掛け心地も軽いので、赤ちゃんや小さな子どもはもちろん、「本当は何も掛けずに寝たい」という方も心地よく使えるでしょう。

・キルトケット
キルティング生地の薄い掛け布団を指します。タオルケットやガーゼケットとの併用も可能です。

2.夏用の寝具はどのように選ぶ？

夏用の寝具を選ぶポイントは、熱や湿気がこもりにくく、暑い夜でも快眠できるものを選ぶこと。汗をかきやすい季節なので、お手入れがしやすいかどうかも大切なチェックポイントです。夏用の寝具を新調する際は、次のようなポイントを押さえた上で、睡眠中の環境や自分の体調・好みに合ったものを選びましょう。

◆夏用の寝具の選び方

・素材
・機能性
・お手入れのしやすさ
・睡眠環境

ここでは、上記の4つのポイント・選び方について詳しく解説します。

2-1.素材で選ぶ

夏用の寝具を選ぶときは、まず寝具の素材に注目しましょう。夏に向いている寝具の素材には、麻や綿、ガーゼなどがあります。

◆夏用の寝具にぴったりな素材と特徴

麻（リネン）
熱の伝導率が高く、熱がこもりにくいという特徴があります。吸水性・吸湿性・放湿性にも優れているので、肌触りもサラッと快適。繊維の細さによって柔らかさが異なるため、自分に合った肌触りのものを選びましょう。

綿（コットン）
吸水性が高く、暑い夏でも汗をよく吸ってくれる素材です。麻と比較して空気を含みやすく保温力も高めなので、体が冷えすぎるのを防いでくれます。肌触りの良さを重視する方は、スーダン綿やスーピマ綿など繊維が長いものを選びましょう。

ガーゼ
通気性・吸水性に優れた素材です。手触りがとても柔らかく刺激も少ないので、赤ちゃんや肌が敏感な方も快適に使えるでしょう。保温力も高く、寝冷えを防げることもポイントです。

夏用の寝具の中には、1種類の素材でできているものもあれば、複数の素材を使用しているものもあります。パイル生地（綿）の両面をガーゼで挟んだ三層構造のガーゼケットのように、夏だけでなく季節の変わり目にも活躍する製品も検討してみましょう。

⇒bon moment ガーゼケット 130×190cm インナーパイルヘリンボーンリバーシブル日本製／ボンモマン

2-2.機能性で選ぶ

快適で質の良い睡眠をとるためには、寝具の機能性に注目することも大切です。暑い夏の夜には、熱伝導率が高く、クールでサラサラな肌触りが人気の接触冷感素材を有効に活用しましょう。
接触冷感素材にはいくつか種類がありますが、ポリエステルやナイロンといった素材は湿気がこもりやすいので蒸れを感じる場合も。ひんやり感と併せて、熱や湿気を程よく逃し、適切な温度・湿度を保てる素材（保温性・保湿性の高い素材）かどうかも確認しましょう。ひんやり感と保温性・保湿性を両立したドライコットンなどの天然素材がおすすめです。

⇒bon moment ドライコットンシリーズ

2-3.お手入れのしやすさで選ぶ

人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくと言われていますが、暑い夏の夜はさらに汗の量が増えます。毎日使う寝具は汗や皮脂汚れが付きやすいので、起きた後によく風を通して湿気を逃すことが大切です。タオルケットやガーゼケット、ベッドのカバーやパッド、シーツなど洗濯できる寝具は、週に1回以上洗濯して清潔さをキープしましょう。
家庭で洗えない寝具は、月に1～2回程度、風通しの良い場所で干すことでケアできますが、お手入れを怠ると寝具に臭いやカビ、変色などのトラブルが発生する恐れも。夏用の寝具には、なるべく家庭で洗濯できるものを選びましょう。

2-4.睡眠環境で選ぶ

夏用の寝具は、睡眠中の環境によって使い分けることも重要です。例えば、気温は高いものの冷房をかけるほどではない日には、軽い掛け心地で保温性・保湿性も高いガーゼケットがおすすめ。湿度が高い日や汗をかきやすい日には、吸水性の高いタオルケットが快適に使えるでしょう。
熱帯夜対策としてエアコンを夜通し付ける場合には、中綿の入った肌掛けケットがあると安心です。布団の中を適度な温度・湿度に保ち、寝冷えや体調不良を予防しましょう！

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