気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】つながりとしがらみの境界線

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】つながりとしがらみの境界線

娘が幼稚園に通いはじめたことで、今年度はママ友が一気に増えました。

はじめての育児、相談したり助け合ったりできる存在が身近にいるのは、とても心強いこと。だけどその一方で、友人のような知人のようなママ友付き合いは距離感の取り方が難しく、力みすぎて疲れてしまうことも。

人とのコミュニケーションは、つながりとしがらみから成っているといいます。この今の関係性は、一体どっちなんだろう。

新学期になれば、また新たな交友関係が生まれます。もう少し肩の力を抜いて向き合えるよう、節目であるこのタイミングでちょっと考えてみることにします。


その付き合いは、つながり?しがらみ?


【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】つながりとしがらみの境界線

人間関係はもれなく「つながり」か「しがらみ」のどちらか。心の負担になるのは、いうまでもなく「しがらみ」ですよね。ということは、もし、自分の人間関係からしがらみをなくせば、今よりずっとストレスのないコミュニケーションがとれそうです。

「会うと元気になれる」「価値観が合う」「必要以上に気を使わなくていい」という関係性は、今後も大切にしたいつながり。

逆に「会話が楽しめない」「自分らしく振舞えない」「会うたびに疲れる」という関係性は、しがらみの典型的なパターン。そういう相手とはなるべく距離を取りたいところです。


しがらみがつながりに変わる時もある


【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】つながりとしがらみの境界線

ただ注意したいのは、つながりとしがらみは紙一重だということ。たとえば、疲れている時や余裕がない時は、普段ならなんてことない付き合いが煩わしく感じられませんか?

メンタル次第でコロコロ変わる、つながりとしがらみ。

しがらみの付き合いでも、自分の立場が変わったことで話が合うようになったり、何年後かに再会して仲良くなったというケースも、これまでの経験でありました。

それを踏まえると、やっぱり人間関係はモノの断捨離のように「いる・いらない」で即断できるような単純なものではないなあと感じます。またそもそも、人に対してそういう仕分けをすること自体にも違和感が、、。


もっと気楽に、やり過ごすという考え方


【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】つながりとしがらみの境界線

「いる・いらない」のように、人間関係を0か100かで割り切ってしまうと、それはただ自分の世界を狭めているだけ。もちろん、あからさまにネガティブな人間関係は避けるべきですが、そうじゃなければ、しがらみをなくすのではなく、最小限にする方向で考えるのが良さそうです。

〇無理して関わらない
〇仲良くなれない人がいてもいい
〇欠点や嫌な部分はお互い様
〇人間関係には運もある

真正面から向き合わず、逃げ道を作っておくと、気持ちの負担が軽くなりますよね。
つながりとしがらみの境界線は、やんわりぼかして「やり過ごす」。
人付き合いを楽にする方法として、今のわたしには、この心掛けがいちばんしっくりきています。



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