冷奴や冷やしそうめんが恋しい季節になってきましたね。
冷たい夏メニューには、おろしたての薬味が欠かせませんが、みなさんはどんなおろし金を愛用されていますか?
キッチン道具へのこだわりが強い私は、様々なおろし金を使い比べて今に至るのですが、これがなかなか奥が深い。
伝統的な金物から、プラスチック製、現代の使いやすさを追求したステンレス金物まで、たくさん種類があるのです。
今日は、トミタ式の「刃がないおろし金」を使った感想をレポします。
これがおろし金?突起が滑らかでケガなく安心
トミタ式のおろし金には、卓上タイプとハンディタイプの2種類があります。
今回私が選んだのは、コンパクトなハンディタイプ。
細長く平らで、手に握って使いやすい形です。
私は、手のひらで「さささっ」と素早く調理を済ませるのがすき。
手のひらで済ませられる、この形のおろし金には目がないのです。
普段からスリムなデザインのおろし金を愛用しています。
比べてみると、従来のおろし金には当たり前ですが、刃があります。
一方、トミタ式のおろし金には刃がないのが特徴。
トミタ式のおろし金は、よく近づいて見ると、やわらかな凹凸があります。
これは、トミタ式独自の「あじろ模様突起」。
従来のおろし金のような尖った刃ではなく、食材をおろしている最中に指をケガする恐れがありません。
お子様と一緒にお料理をするのも安心して使っていただけますね。
従来の刃がしっかりと立っているおろし金は、削りやすさはもちろん秀逸。
でも、食材が最後まで取りづらかったり、洗い残しがあったりという側面もあります。
そのモヤモヤを解決したのが、トミタ式の「あじろ模様突起」。
食材を柔らかにスムーズにすりおろし、使う人にケガもさせない、みんなにやさしいおろし金といったところでしょうか。
同じおろし金でも、それぞれ特徴があっておもしろいですね。
突起がないので、洗う時も安全。
スポンジの引っかかりがなく、「スル~ッ」とスムーズに洗い物が進みます。
みずみずしい薬味を味わえるおろし金
早速、夏の涼メニュー冷奴に使う生姜をすりおろしてみることに。
ハンディタイプは生姜やニンニクなどの薬味をおろすのにぴったりなサイズです。
生姜のおろし心地は、なめらかでスムーズ!
刃が指に当たっても痛くないので、最後まで安心しておろすことができます。
従来の刃が尖ったおろし金に比べて、みずみずしくジューシー。
生姜の水分をしっかり引き出せるといった感じでしょうか。
おいしいお豆腐に新鮮な生姜を乗せるのが、夏の贅沢。
チューブでは出せないみずみずしさが、食欲をそそります。
かつおぶしを乗せて、完成。
食材そのもののおいしさを味わえる、おろし金です。
「さささっ」と流水で洗い流して、お次はニンニクをおろします。
ニンニクからも水分がたっぷり!
なめらかな刃のおかげか、ニンニクの芯まではすりおろされず、ポロリと出てきました。
最初に切り除く必要がなく、おろした後に取り除くことができました。
ニンニクのすりおろしまで、みずみずしい。
こんなに滑らかにすりおろせるのだから、卓上タイプはきっと山芋おろしがおいしいことでしょう…!
スリムだから収納方法もいろいろ
私が選んだハンディおろし金は、収納方法もとってもコンパクト。
スリムで平らなおろし金は、場所を取らず、他のキッチンツールと仲良く引き出しに並びます。
私は食材に合わせて、相性のいい道具を使い分けるのが好き。
中でも厳選した道具たちは、どれもスリムでコンパクトなものばかりです。
こうしてモノ選びの時に、コンパクトで機能が優れたアイテムを厳選すると、引き出し収納にもすっきり収まるのです。
ハンディタイプには、吊り下げ収納ができるように吊るし穴が開いています。
キッチンの調理場で、すぐに手が届く場所に吊るして置くのも便利ですね。
キッチンフードの側面にマグネットフックを設置して、手が濡れていてもすぐに手に取れる収納に。
キッチンにぶら下がる様子も、なんだかかわいい。
きっと刃が滑らかだから、心穏やかに見守れるのかもしれませんね。
【ご紹介したアイテム】
刃が滑らかなおろし金です。手のひらの上で、薬味をおろすのに便利で安全なハンディタイプ。
食材をみずみずしくおろせるので、食材本来の味を愉しめます。
⇒刃がないおろし金 トミタ式おろし金