梅雨時のものと思っていたあじさいも、最近は「秋色あじさい」と呼ばれ秋口まで楽しめるものもある様子。
頼りになる近所のお花屋さんに
「秋色あじさいと聞いて花びらが肉厚だったら、そのあじさいはきっときれいなドライフラワーになりますよ。」
と教えてもらったので、今日はそんな秋色あじさいを使って、まとめて吊るすだけのスワッグ(花の壁飾り)を作ってみました。
■ あじさいとハーブで作る 秋色スワッグ
種類によってはドライには向かないお花も。(あじさいも、水色など色の薄いものは向かないそうです。)
たくさんのお花の中で困ったら、ぜひお花屋さんに相談してみてくださいね。
今日は私もお花屋さんに相談しながら、ドライにしてもきれいなものを選んでみました。
左から、ユーカリ(丸葉)、秋色あじさい、サンキライ、ユーカリ(ポポラス)。
ユーカリの葉はドライになっても香りが長持ちし、種類によって葉のカタチも様々。
花束をこなれた感じにまとめてくれるので、スワッグ作りにもおすすめです。
実ものは色の移り変わりも楽しく、全体のアクセントにもなる花材です。
<材料>
・お花
・ゴム
・ヒモ(ラフィアや麻ヒモなど)
1:
ポイントとなるお花や実ものは前へ、葉ものは後ろへ持っていくとバランスが良くなります。
その際には前から後ろへ、花材の丈がどんどん長くなるイメージで作るとまとめやすいそうです。
まず先に丈の長いユーカリをまとめます。
2:
実ものとお花をバランスを見ながら花束に入れていきます。
3:
手元は枝が重なり合うように螺旋状に組むと、絡み合うことなく枝を抜き差ししやすいのだとか。
ちょうど良いところでゴムでまとめます。
手元はこのくらいボサボサっとしている位が、ラフな感じで◎!
4:
ひっかけられるようにヒモの中央に輪っかを作り、花束の後ろにくるようにして結びます。
その際はゴムが見えないように上からきつめに結んだら完成です。
玄関や、リビングに。
生花とも異なり、永い時間その色の移り変わりを楽しめる秋色あじさいのスワッグです。
ぜひ次の休日に、まとめて吊してカンタンに楽しめちゃうスワッグ作りはいかがですか?
後編では、お花屋さんに教えてもらった「あじさいをもっと楽しむちょっとしたテクニック」をご紹介します。
文・写真:宮城
【後編はこちら!】
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【本日の花便り】 秋色あじさいでスワッグ作り 後編