女の子の幸せを願って飾るおひなさま。
わたしが子どもの頃はいつも、実家の奥の座敷に飾っていましたが、今の手狭なわが家にそんなスペースがあるはずもなく。だけど娘のために、桃の節句をきちんとお祝いしてあげたい!
そこで迎え入れたのが、水引手仕事ブランド「hare」のおひなさま。
現代のライフスタイルに寄り添う、可愛らしくも美しい雛飾りです。
手にした瞬間から魅了される美しさ
「hare」は、水引作家・田中杏奈さんがデザインする水引手仕事ブランド。
一本一本丁寧に結び、暮らしを彩る、人と人とを結ぶ、想いを添える、おもてなしの心を包む、そんな水引アイテムやペーパーアイテムを制作しております。
(hare公式サイトより)
丁寧に梱包されいて、この時点でもう大切に作られたことが伝わってきます。
そして、取り出したおひなさまの美しいこと!
水引の結い方で表現されたおひなさまは、見知ったお内裏様とお雛様とはまったく違うものだけど、雛人形のイメージがしっかり感じ取れるから不思議です。
白をメインに、ピンクや水色、そしてゴールドがちょこんとあしらわれ、小さくとも華やか。それでいて慎ましい雰囲気もあり、とても印象的に映ります。
水引の結びに込められた想い
古来より、”結ぶこと”に祈りや願いを込めてきた日本人、
それ故に結びには一つ一つ意味があります。
(hare公式サイトより)
白い水引は、最高位の結びである「淡路結び」。
青い水引は、幸運を招くお守り「みょうが結び」。
ピンクの水引は、願いが叶う「叶結び」。
どれも子を思う親の気持ちに通じる、縁起の良い結び。意味を知った上で飾ると、より心が引き締まるよう。
写真立て感覚で、好きな場所に、好きな雑貨と
大きさはポストカードくらいで、写真立てのように背面にスタンドが付いてます。棚や窓際、玄関など、ちょっとしたスペースに、場所を選ばず飾れます。
わが家では、リビングのシェルフの上に飾ることにしました。
さて、どんな風に飾ろうか。
桃の花やぼんぼりといったひな祭りらしい小物とコーディネートしてもいいのですが、この抽象的なモチーフなら、あまり定番にこだわる必要はないかなと思います。
そこで今回は、今回はグリーンやタペストリーを使って春をイメージさせるディスプレイにしてみました。
このおひなさまはシンプルな分、どんなアイテムとも合わせやすく、コーディネートのしがいがあります。ひな人形よりもっと自由に、もっと自分らしく、インテリア感覚で飾れるのがいいところ。
女の子だけじゃない。桃の節句を楽しみたいすべての人に
このおひなさまを飾って喜ぶのは、きっと幼い子どもより大人の方じゃないかなと思います。大人には、いわゆるひな人形の分かりやすい可愛さよりも、このシックな雰囲気の方が取り入れやすい。(わたし自身も、娘のためにと言いつつ、本当は自分が欲しかった、、。)
最近では、自分用に雛飾りを購入する女性も増えているんだとか。
「部屋に季節感が欲しい」
「息子しかいないけど、桃の節句を楽しみたくて」
「娘のひな人形とは別に、玄関のディスプレイに」
こんな風に季節のしつらいを楽しむのに、この水引のおひなさまはピッタリ。
また、友人の出産祝いや2人目以降の女の子の初節句など、ギフトでも喜ばれそう。
飾る場所も、片付ける場所もとらないコンパクトなおひなさま。日本の伝統文化を感じながら、ひな祭りをモダンにお祝いしませんか?
【ご紹介したアイテム】
子どもの健やかな成長を祈る桃の節句や端午の節句。インテリアとして飾りたくなる、水引仕立ての節句フレームです。季節の演出にもピッタリです。
⇒水引で結ぶ 節句のフレーム 雛/兜 mizuhikihare おひなさま かぶと こどもの日 桃の節句 端午の節句