すっかり日が長くなった今日この頃。
子どもとの公園遊びや夕方の買い出しも、外が明るいと、なんだか気分がのんびりします。
どの季節でも1日24時間は変わらないのに。
体感としての時間の流れは、確かに違う。
心に余裕を持って過ごせた日は、満足感でいっぱいに。せかせかして終わった日は、疲労感でいっぱいに。時間をどんな風に使うかは自分次第。そこで今回は、「時間を使いこなす」を考えてみたいと思います。
その時間、何と交換する?
時間を使いこなすうえで、やっぱりムダ使いは避けたいもの。「今日何してたんだっけ?」という日は、体力的にはラクでも、気持ちはくすぶってしまいます。
みんなに与えられている1日24時間。「時間は何とでも交換できるチケット」というたとえがあるように、
・家族と過ごして思い出を得る
・仕事をしてお金を得る
・食事をして栄養を得る
など、どう使うかで得るものが変わってきます。
そして大事なのが、何でも交換できるけれど、交換をやめることはできないということ。
・ダラダラして焦りを得る
・ウジウジして後悔を得る
・ぼんやりして溜まった仕事や家事を得る
どうせ交換しないといけないなら、つまらないものより、欲しいものがいい。「今わたしは何と交換しているんだろう?」を自分に問いかけることで、時間のムダ使いが減らせそうです。
「やらなきゃ」を「やろう」に変えていこう
ところで、先ほどたとえで「ダラダラして焦りを得る」を出しましたが、ダラダラするのは本当に悪いことでしょうか。疲れている日は、何もしないことがリフレッシュになる場合もありますよね。
・今日はゆっくりしようと思ってダラダラしたのか
・ヤル気が出なくて結果的にダラダラしたのか
では、意味合いが大きく変わります。
自分でダラダラすると決めたのなら「今日はたくさんダラダラできたなあ」と嬉しくなるだけで、焦りをおぼえることはありません。
同じように、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と思うと、どんどん時間に追い立てられます。でも「今日はこれとこれをしよう」と決めてしまえば、時間と自分の立場が一気に逆転!
大事なのは、自分がしたいことをハッキリさせること。そうすれば時間に振り回されることがなくなります。
「時間が足りない」時のひと工夫
ただ、いくら時間の主導権を握っても、時間が足りないと結局バタバタしてしまいます。こういう場合、どうすればいいのでしょう?
1.スケジュールを見直す
もしかすると、単純に予定を詰め込みすぎているだけかも。今日絶対にやらないといけないこと以外は、未来にまわすという選択を。
2.「何となく過ごす時間」を減らす
脳はぼーっと過ごすのが大好き。テレビやスマホを何となく見てるとあっという間に時間が過ぎますよね。普段自分がどのくらい費やしているのか?を自覚するだけでも抑止力になります。
3.SNSのチェックはほどほどに
一度やり取りがはじまると、なかなか終わらないSNS。急ぎの要件以外は、あとでまとめて対応しても大丈夫なはず。
4.脱線している時ほど時計をこまめに見る
つい関係のないことをはじめてしまうのはよくあること。脱線している方が楽しいだけに、放っておいたらエンドレス。時計を意識して早めのストップを心掛けましょう。
いかがでしたか?
充実した毎日のためには、やるべきことだけでなく、休憩や自分時間の確保も大切です。大人になるほど早く過ぎていく時間。上手にコントロールしていきたいですね。