気軽に作れる
「フランス風おもてなし料理」レシピで人気の料理家、シャルル律子さん。
アンジェでも
前菜レシピ、
洋風おせちなどたくさんのお料理を教えていただきました。
この数年、生活の拠点をフランスに移されていたため、日本でのお料理教室はお休みされていたのですが、先日帰国された際に久々のお料理教室を開催されるとこのこと。
しかも生徒さんからの要望で
「グリラー」を使ったお料理を作られるというので、教室にお邪魔させて頂きました。
手軽に作れるグリラーレシピと、おもてなし料理のポイントをレポートします。
おもてなしはまずテーブルセッティングから
律子さんのお料理教室は、前菜からデザートまでのフルコースを作ります。
「身近な材料で気軽に作れること」がモットーですが、人をお招きする場合、テーブルセッティングを完了させておくことがポイントとか。
まずは大皿を人数分セッティング。
次にカトラリーを。
この日使用したのはなんと「クリストフル」のもの。シルバーカトラリーの最高峰!?ですが、こちらはご主人の実家(フランス)から譲り受けたのだとか。
こんな立派なクリストフルのカトラリーセットを使えるだけで、私はテンションがあがりました。
銀食器のメンテナンスは大変なようですが、こんな素敵なカトラリーなら逆に磨いてみたいと思えるもの。孫の代まで使えるものを大切に受け継ぐのは、とても素敵な文化ですね。
テーブルナイフ、フォーク、スプーンをお皿の横に、上にデザートスプーンをセッティングします。
飲むお酒の種類によってグラスの数は変わりますが、左側にチェイサー用、右側にワイン用と2つのグラスをセッティングします。
大皿の上にセッティングした小皿はフランス「ジアン」のもの。
前菜用に使用しますが、お料理、季節によって変化を加えると、お客さまにも喜んで頂けるとか。
夏場はガラス皿をあわせるのも美しいですね。
お客さまが来る前にここまでセッティングをして、前菜だけ事前に準備しておけばOK!というのが律子さん流。
アペリティフを楽しみながら、メインのお料理を仕上げるのがゲストもホストも楽しい時間を過ごす秘訣だとか。
次回は簡単に作れるグリラー料理レシピと、おもてなし料理を楽しむ秘訣を引き続きお伝えします。
お楽しみに。
【料理家さんに教えてもらうおもてなし~全3回】
⇒
【第1回】簡単テーブルコーディネート
⇒
【第2回】おうちフルコースの楽しみ方
⇒
【第3回】グリラーで作るメイン料理2種