ハンガーの正しい使い方は、掛けるときも外すときも「下から」が鉄則。そうしないと、首元が伸びてしまいます。
とは言うものの。実際のところ、下からハンガーを通すのはちょっと面倒に感じます。上からの方が早くできるし、簡単、ラクちん。そんなワケで、つい上からやってしまうのですが、それはそれでシャツのボタンを留め直すのに手間取ったりして、あれ?結局どっちもどっち?
うーん、何だかスッキリしないハンガー問題。だけど、先日登場した「gooper(グーパー)ハンガー」のおかげで、ついに決着をつけることができました。
握るだけで、衣類がスルン
洋服の胸元が伸びるのはイヤだけど、ハンガーを下から通すのも面倒。そんなわたしにとって、このグーパーハンガーは画期的!
こうしてグーッと握るとハンガー自体がスリムになって、襟元の小さな服でもスルンと通るようになっているんです。
掛ける時は、ハンガーをスリムにして入れて、パッと離すだけ。
今までは、ハンガーを使うたびにシャツのボタンを留め直したり、「一瞬だから」と心の中で言い訳して首元をグイーッと引っ張ったりしてましたが、このハンガーなら簡単に上から使えて、それでいて服が伸びない。理想的すぎます。
グーパーハンガーに使われているのは、ステンレスのバネ材です。強く握りこんでも手を離せばすぐ元通りに。
▲先端には安全キャップ付き
ハンガーを掛けるのも取り込むのも、時間にしてわずか数秒、あっという間に作業が終わります。
襟首が狭くてもラクラク、ダブルアクション機能
一般的にハンガーのサイズは40cm前後のものが多い中、グーパーハンガーは45.6cmとやや大きめ。男性のYシャツも余裕で使えます。
ただこれだけ幅があると、Yシャツなど襟首が詰まった衣類を掛けようとすると、普通に握り込むだけでは首元を通りません。
▲ラウンドネックなら通るけれど、シャツやタートルはちょっと厳しい
そんな時は、ハンガーの首元をクロスにズラせば、軽い力でもっと細く畳めるようになります。
▲両手でハンガーを狭めてから片手で下の方を握るとスムーズに閉じられます
これがグーパーハンガーが新開発したダブルアクション機能。これだけ細くなれば、第一ボタンまで留めたシャツでも簡単に通り、
パッと手を離して整えるだけでハンガー掛けが完了!
握る際に多少力がいるのと、手を離した時に意外と反動があるので、はじめは何度かグーパーして慣らすのがよいかと思います。
極寒の冬、灼熱の夏に、ベランダにいる時間を1秒でも短く
これまで、襟首の狭い衣類の時はもれなく手間取っていましたが、グーパーハンガーに変えてからは、掛けるのも外すのもスムーズに。
耐荷重は500gです。基本はシャツやカットソーなどの薄手のトップス専用とありますが、いろ掛けてみたところ、
◎シャツやカットソーは余裕
△バスクシャツや厚手のダンガリーシャツはギリギリ
×デニムパンツやスエットには不向き(自重で落ちてしまう)
という結果でした。掛ける時は濡れているので、デニムなどはやはり耐荷重をオーバーに。ただ、そんな時は「2本重ねして強度を増す」という方法で対処が可能です。
また子どもの服の場合、上からハンガーを通すことはできますが、服に対してハンガーがかなり大きいです。
▲娘の120cmのシャツを掛けたところ
型崩れさえ気にしなければ、袖がしっかり開くので冬でも脇下までカラリと乾きます。
またグーパーハンガーは、デザインがスッキリしていて、屋内・屋外気にせず使えるのもポイントです。
厚みがわずか6mmだから、木製ハンガーよりも収納場所を取りません。洗濯物が乾いたら、ハンガーごと取り込んでそのままラックに直行すれば、片付けまで時短できます。
冬のベランダ干しは寒さとの闘いです。特にわたしは冷え性なので、1秒でも早く室内に戻りたい。(これは夏の灼熱シーズンにも言えますね。)
握ってスルンのグーパーハンガーなら、家事がテキパキはかどってストレスフリー。時短できることもそうですが、それ以上に「モタモタしない」のが気持ちよくて、すっかりやみつきになっています。
【ご紹介したアイテム】
握るだけで衣類がスルンッと外れるハンガー3本セット。ぐっと握るとハンガーがスリムに変形するから、取り外しも楽ちんに。首元を伸ばさず大切な衣類を守ってくれます。
⇒襟首が狭い衣類もスッと外れる ステンレスハンガー 3本セット/gooper グーパー