料理は毎日のことだから、並行しておかずが作れるとやっぱり便利。
それがほったらかしでいけるなら、こんなに助かることはありません!
イメージは「陶器製のダッチオーブン」。
魚焼きグリルで本格的なグリル料理が作れることで人気の「グリラー」。アンジェでも沢山のレシピをご紹介しているアイテムです。
▲食材の芯までじっくり火を通してくれる「グリラー」
「グリラーはもう知ってるよ」と思われたあなた!
ちょっとお待ち下さい!今日ご紹介するのは、
「こうだったらいいのに」が実現されて帰ってきたNEWグリラー。
その名も「モアグリラー」です。
進化して帰ってきた「モアグリラー」とは?
我が家では、ハンバーグや肉料理はほぼグリラーで調理。
ひっくり返したり、焼き加減を細かく確認しなくていいのが何よりのメリットです。
ただ、「魚だけ焼きたい。この蓋がプレートとして使えたらいいのに…」
「ハンバーグと同時並行で野菜もチャチャッとグリルしたい」
なんて思うことも。
グリラーの製造元であるイブキクラフトさんは以前「グリルプレート」という商品も取り扱っていたのですが、その使い勝手がなかなかよくて。
▲アンジェで取り扱っていたのはおよそ10年前。我が家もヘビロテしていました。
私は残念ながら欠けてダメにしてしまったのですが、未だに「グリルプレートがあれば」と思うほどのアイテム。アンジェ内でも根強い愛用者がいる隠れた名品です。
「モアグリラー」は、なんとフタ部分が単体として使えるプレートに進化!
本体部分は、高さもUPして、グラタンなどもさらに作りやすくなりました。
▲「モアグリラー」見た目のかわいさもそのままで食卓で映えるデザイン
蓋単体で魚焼きグリルで使うことはもちろん、オーブンで横並びにして焼いたり、それこそ2階建て方式!?でオーブンで一気に焼き上げることも可能。
工夫次第で、色々な同時調理が叶うんです。
もちろん蓋をして焼けば、いつものグリラー。食材の芯までゆっくりと火を通し、素材自体の味をひきたててくれます。
「グリラーLover」として色々と妄想が膨らむ中、実際に「モアグリラー」を使用したレシピを3パターンご紹介します。
「厚揚げチーズキムチ」&「サバの塩焼き」の作り方
白いご飯とお味噌汁にあうおかずと言えば「焼き魚」。
魚焼きグリルが汚れる問題も、プレートがあれば問題なし!
またフライパンを使うと、どうしても洗い物やコンロまわりの片付けが増えますが、このメニューならモアグリラーだけで完成!
忙しい平日の晩ごはんに。無理なく作れるメニューです
【本体×トースターで】厚揚げチーズキムチ
【材料】
・厚揚げ豆腐…1枚
・キムチ…50~100g
・溶けるチーズ…適量
・薬味ネギ…適量
【1】厚揚げは半分にカットして、キムチ→チーズの順にのせます。
【2】残りの厚揚げで蓋をします。
【3】さらにキムチ→チーズをのせます。
【4】トースターでチーズがとけて、軽く焼き目がつけば完成です。
【蓋×魚焼きグリルで】サバの塩焼き
サバは油分が多く、魚焼きグリルの掃除が億劫でついつい避けてしまいがち。
でもプレートがあれば、グリルを汚したり、網にはりつく心配もなく、食卓へのサーブも簡単です。
チーズキムチを焼いている間、同時並行でサバを焼いて完成です。
チャチャッと今日の晩ごはんが完成
厚揚げチーズキムチはたっぷりと薬味のネギをかけてどうぞ。
刻みのりや、韓国のりをかけても美味しいですよ。
「ミニハンバーグ」+「根菜のグリル」の作り方
お次は子どもも大好きハンバーグをご紹介。
肉料理はグリラーにぴったりのメニュー。フタ部分に付け合わせの野菜をのせて、オーブンで同時に焼き上げます。
【ハンバーグの材料】
・ひき肉…250g
・玉ねぎ(みじん切り)…1/4個
・卵…1個
・パン粉…大さじ4
・牛乳…大さじ4
・塩、胡椒、ナツメグ…少々
【 ソースの材料】
・トマト…1個
※コンソメ顆粒…小さじ1
※ウスターソース…大さじ1
※ケチャップ…大さじ1
(※は混ぜ合わせておく)
とろけるチーズ…適量
【根菜グリルの材料】
・にんじん…1/2本
・じゃがいも…1個
・オリーブオイル、粉チーズ、塩、胡椒…適量
【1】玉ねぎをみじん切りにし、サラダ油(分量外)を入れたフライパンでしんなりするまで炒めます。
パン粉は牛乳につけておきます。
ひき肉に粗熱をとった玉ねぎ、卵、塩、胡椒、ナツメグ、ふやかしたパン粉を加え、ねばりが出るまでよく混ぜます。
【2】グリラーの本体に、小さくまるめたハンバーグを置いていきます。
【3】さいの目にカットしたトマト、※の調味料を上からかけます。
【4】じゃがいもはスライスして蓋にのせ、レンジで2分加熱しておきます。
【5】スティック状にカットした人参を蓋にのせます。
【6】オリーブオイルを回しがけたら、粉チーズをかけ、塩、胡椒します。
【7】190度に予熱したオーブンに入れ、蓋をした状態で20分焼きます。
【8】一旦取り出し蓋を外したら、本体のハンバーグの上にチーズかけて、再度(本体のみ)190度で10分焼いて完成です。
※焼き時間は、ご家庭のオーブンによって調整してください。
熱々のハンバーグは大人も子どもも喜ぶメニュー。もっと小さく丸めて、ミートボール風にするのもおすすめ。
ソースはトマト缶を使ったり、アレンジ自在です。
汁っぽいソースにアレンジする場合は蓋が締まりきらないので、本体にはアルミホイルをかぶせ、横並びで野菜を焼いてくださいね。
チーズ風味の野菜グリルはいくらでも食べられる美味しさ。
こちらはプレート単体でトースターや魚焼きグリルで作るのもおすすめ。
アスパラやかぼちゃなど、季節の野菜が美味しく食べられるレシピです。
「アクアパッツァ」の作り方
白身魚の切り身をごちそう風に。
アクアパッツァはグリラーでとても作りやすいメニュー。お魚は鯛の切り身でなく、タラやサワラでも美味しくしあがります。
【本体×魚焼きグリルで】アクアパッツァ
【材料】
・白身魚(鱈や鯛など)…2切れ
・あさり…1パック
・ミニトマト…8~10個
・ケイパー…適量
・にんにく…1片
・オリーブオイル…大さじ2
・白ワインor酒…大さじ2
・塩、胡椒…適量
【1】あさりは砂抜きをしておきます。
魚の切り身をグリラーにおき、みじん切りにしたニンニクを散らします。
【2】あさりとミニトマトをバランスよく入れて、その上に、ケイパーを散らします。
【3】オリーブオイル、白ワインを全体にまわしかけ、軽く塩・コショウします。
【4】蓋をして魚焼きグリル(弱~中火)で10分焼き、余熱で5分火を通して完成です。
フタ部分でスライスしたバゲットをトースターで焼きます。
バゲットを何枚も焼くと、取り出しに「あちち!」となりがちですが、プレートで焼いてしまえばこちらも簡単!
週末、大人の食卓で晩酌のお供にしたい時。
ぜひとも試して頂きたいメニューです。
「モアグリラー」をマスターするポイント色々
いいこと尽くめの「モアグリラー」ですが、注意するポイントもいくつか。
蓋をした高さは現グリラーよりも少しだけ高め。
我が家の魚焼きグリルには問題なく入りましたが、以前のグリラーがギリギリだった、、というご家庭は確認が必要です。
また本体は高さがUPしたので、単体で使う場合は使いやすいのですが、蓋をして使う場合は容量に注意。蓋の凹みを考慮しないといけません。
こちらの矢印のラインが蓋ができる目安。
ギュウギュウに詰めることになれていると、「あれ?蓋ができない」といったことになるので注意が必要。
個人的には高さが出たことで詰めやすくなったので、蓋なしで焼ける料理や、アルミホイルをかぶせて焼く方法がお気に入りです。
「モアグリラー」の登場で、その魅力を再発見している我が家。
この夏はレンチン料理に、秋冬はグリル料理メインに。
ますます大活躍の予感です。
【ご紹介したアイテム】
オーブン、直火、トースター、魚焼きグリルで使えるグリラー。蓋にも食材を乗せて調理できるようになり、2品同時に調理ができます。もちろん蓋をしておいしい蒸し焼き料理にも。
⇒モアグリラー More GRILLER/限定カラー/ツールズ/イブキクラフト
⇒専用ウッドボード